1.お問い合わせ内容
今回は、松戸市東松戸にある「加賀谷正クリニック」様より2回目のご相談をいただきました。
前回は、新型コロナウイルスPCR検査実施のため、仮設診察室に、エアコンやコロナ対策としてロスナイ型の換気扇設置など、環境設備を整える工事をさせていただきました。
前回の記事はこちら
https://sakurai-ds.com/kagaya_clinic/
今回は、「診察室のエアコンが故障して冷えないので、またお願いしたい」とお問い合わせいただきました。
再度のご依頼をありがとうございます!
2.購入のきっかけ
早速お伺いすると、設置されている既存のエアコンは、通常の家庭用エアコンと違い、室外電源タイプのエアコンでした。
(既存のエアコン。今回はお客様のご要望で修理ではなく、交換となります)
(既存の室外機。室外電源タイプのエアコン)
一般的な家庭用エアコンは、室内機の横に専用コンセントがあって、そこにプラグを差し込み電源を供給します
(もし、エアコン専用コンセントがない場合は、別途電源工事も承ります)。
室外電源タイプは、電源線を室外機に直結して電源を供給します。
業務用エアコンや家庭用なら単相200Vで、2.8KW以上の機種になります。
今回の新規エアコンも室外電源タイプを選定させていただきました。
室外電源タイプのメリットは、接続配管が長くでき、室外機の接地場所の選択肢が増えます。
200Vですので、電源のバランスが崩れることが少なくなり、ブレーカーが落ちにくくなります。
もちろん、室内に専用コンセントを増設する必要がないので、室内機周辺もスッキリします。
3.商品名(型番)
ダイキン ルームエアコン
S28ZTEV-W (おもに10畳用)
https://www.daikinaircon.com/kabekake/products/e_series/index.html
診察室への設置でしたので、エアコンの内部(熱交換器)をキレイに保てる機能が備わった機種を選定しました。
冷房運転で発生させた結露水を利用して、熱交換器の汚れを洗浄してくれるので、カビや臭いの原因菌も抑制してくれます。
また、外気温50℃の猛暑でも、タフに冷房運転し続けますよ。もちろん、冬場も設定温度まで一気に暖めてくれるので、1年中活躍します。
4.工事方法(こだわり)
さて、入れ替え工事を行っていきます。
配管はお客様のご要望で、隠蔽配管を再利用するため、しっかり配管内の窒素洗浄を行います。
(配管内を窒素洗浄していきます!)
(既存エアコンを外して、新しいエアコンを設置していきます。室内専用コンセントがないので、周辺がすっきり)
サクライデンキは、経験豊富な電気工事国家資格保有者が工事を担当します。
今回の事例のように、「室外電源タイプ」にもしっかり対応します。
他店の中には、業務用の室外電源タイプしか扱っていないところもありますので、室外電源タイプのエアコンの入替えの際はご注意ください。
(業務用だと値段も高いですからね。そんな時は、サクライデンキにご連絡ください!)
<今回のお客様紹介>
「加賀谷正クリニック」様は、そけいヘルニア・下肢静脈瘤・胆石・手掌多汗症・痔・大腸ポリープなど年間800例以上の日帰り手術を行う専門クリニックです。
「加賀谷正クリニック」公式HP
https://www.kagaya-clinic.jp/